やんちゃくれ農業 大ピンチ!

子育てをするように、手がけた土地には愛情が湧く…。

だけど、農地は借り物で、地主の一存で、手放さなくなる事もある。

訳のわからん企業が○○農園たる名前で看板をつけよった。

被災地では、農作物も作れない。安心して食べられない現状やのに、それに便乗し、このあたりの農地を買い占め、安心安全な農地と言う事をうたい文句に、貸し農園をするのだろうと言う周りの声も聴いた事もある。

我が利益の為に、人の不幸を食い物にするやり方。
農薬除草剤をふんだんに使い、原発事故に便乗し、利益を上げるような農業なんざ外道農業!

そんな考えの奴らと今まで隣り合わせでやって来た思うと、腹立たしい限りや!
同じ場所で、そう言う人たちとの共存は『やんちゃくれ農業』には出来ん。

地主も家賃をもらい家を事務所に使わせるとの話。
うちらには何の話しもなかったから、行ってみてビックリ!

既に看板があり《無断立ち入り禁止》の表示。
地主は、うちらに言いにくかったのであろう。

地主に話しを聞くと、同じ地主の農地で稲作だけをしている銭の亡者とも言うべき人物の紹介という。
農地の賃借にも地主、紹介者、企業。
この3者の間で金が動いている模様。
つくづく情けなくなった。

銭の亡者に話しを聞くと、ホンマに人情味溢れた答えが返ってきた。
「地主さんは年金暮らしで生活が苦しいらしい。だから借りる人を探したったんや。」と…。

それを聞いて笑けてきた。
銭・銭・銭のオッサンが、心にもないええ文句言いよるわ!
そんな文言、どの口が言うとんねん。

企業を立ち上げて、買い占めた土地。借りまくった農地を人に貸す。
立ち上げた本人は、じっと座っていても補助金は懐に入り込む。
実に美味しい話しが出来上がる。
銭の亡者が書いた絵が読めるがな(笑)

が…ここまで来て、今まで通り農地を使えなくなるという事は、うちらにとって大打撃や!

野菜や、米の収穫後…その後の道が、プツリと消える…。

ぶっちゃけ、投資金額も生半可やない…。

休む間なく働き続けたDA〜あっての投資。

今更、じゃあ農業やめますわ!!なんて出来るわけないやん!

が…。

来年から農業を続けていけるのか…。
また新しい農地で投資出来るのか…。
そんな土地が見つかるのか…。

正直、不安に押しつぶされそうになる。

だけど、どんな壁だって越えると決めたうちら!

グダグダ言うより、まず行動!頭と体をフル回転させな!!

道は必ず見えてくる!見つけみせる!

人生は、しっかり前を見て、心と身体で感じて行くんや。
きっと、見えない世界が見えてくる。

人生に無駄ごとなし!まず、ここまで来れた事に感謝や。

またゼロからのスタートになったとしても『やんちゃくれ農業』を応援し、支えてくれる人がいる限り、うちらは進まなアカン!

「ピンチ」をブチ壊し「幸」に変える姿を見ていて下さい!

根性と作物にかける愛情は失いません!

なにくそ!!負けるもんか!!