〜農業〜 やんちゃくれ台風一家(笑) 

槍が降ろうが、台風だろうが、田植え決行や〜!』と台風、真っ只中、田んぼへ向かった、あたし達。

「この雨の中、田植えするんか〜。これ、マジ、ヤバくないか。」

手伝いに来てくれた、DA〜の友人は、雨具を叩く激しい雨に思わずボヤく。

何、言うてんねん!雨なんて関係あらへん!植える用意、早よすんぞ!

田んぼに出向いた、やんちゃくれ一同を迎えてくれるは、大雨洪水警報(笑)。

「これ、事情を知らん人が見たら、あの人ら、台風の真っ最中に、何やっとるん。アホちゃうか思われるで。」

そう言うと…

こんな大雨の中、誰が見に来るねん。運転しとっても、前も見えんがな。

え…そんな中、あたしら、やろうとしてるんですが(笑)。

そこに現れたクボタの所長。

「気持ちは分かるが、今日は止めとき!少々の雨ならまだしも、こんな台風の最中に無理や。稲が倒れてまうわ。明後日は晴れるから2日間辛抱しなはれ。」

辛抱もなんも、明日からまた仕事でんがな。今日しか、あきまへん!

「そやかて、無理や。こんなんで植えたら、半分以上、稲が流されてまうで。」

え!マジ!ホンマですかいな!

「当たり前やがな、自分らやったら、やりかねん思って、わざわざ言いに来とるのに←全てお見通し(笑)試しに1回、1列だけ植えてみたら分かる。植えてみ。」

田植え機を、まだ持たない、やんちゃくれ一家は、借りてきた2畳植えに、苗をセットし、いざ出陣!

見ている私達は…「え〜っ!なんやぁ!」

2メートルほど進んだDA〜も振り返って

なんでや!ちっとも植わってないやん!

クボタの所長とあたしは声を揃えて

「よく見て〜、先っぽだけ、チョビット水面から覗いてる。」

なんやこりゃ!!分かれへんがな。

所長は笑いながら

「大雨で、田んぼの水が増えてこないなるんや。苗、浮いてまうで。悪い事言わん。やめなはれ。植えても半分以上、流れてまう。流されたら今年は米作れへんで。」

ホンマや…こりゃアカンわ…。

DA〜やっと納得←納得させるまでが大変(笑)

クボタの所長は大笑いしながら。

「最初から言うてまんがな。たまには、人の話しも素直に、聞きなはれ(笑)」

せやな(笑)

所長が来て止めてくれなかったら、うちら、やんちゃくれは、強行突破で全部植えてるわ。

無知ほど強いものは無い。だけど無知ほど怖いものもない!と実感。

で、所長

「この苗は2〜3日中に植える方がよい。」

仕事やのに、植えられへんがな。

「そやかて、伸びるし、来週まで置いとくのは、ちょっとなぁ…。なんとか時間作って、植えられへんか?」

しばらく考えたDA〜は

ほな明日、明後日は確実無理やさかい、水曜日に植えますわ。

と断言。携帯電話をとりだし…

水曜日、有休お願いしますわ。…あ、はい。はい。それから○○も水曜、有休で!

え〜\(◎o◎)/!!!

あたしと、DA〜の友人、もちろん所長が驚いたのは言うまでもない(笑)

友人は

「お前〜!ワシも有休とらすんかい(笑)また、勝手に決めとるし!姉さん何とか言うてくださいよ(笑)」

「アハハハ。アカンわ〜。もう長い付き合いやと思って、諦めたって〜(笑)」

お前、やりたい言うてたやろ(笑)時間作ったってるんや(笑)

「自分ら、ホンマおもろいな〜(笑)」

所長も爆笑で、台風の中、ずぶぬれの大笑い(≧∇≦)

DA〜。あんさんが、台風より1番、怖いっつーの!

こんな、無鉄砲な『やんくれ一家』を、場面場面で、多くの人が支えてくれる。
日々、人の輪が広がっていく。本当に、ありがたいな〜。

どうか、水曜日は、お天気になりますように♪

今回、暴風雨の為、画像は撮れませんでした。

今度こそ、田植えはバッチリ撮るぞ〜(^o^)/