〜脱穀〜  そして・・・お詫び・・・

澄みわたる秋晴れの下、汗を流しながら、ハザカケの稲を、ひと束、ひと束、ハーベスタに通し脱穀していく。

田植えから、あっという間の月日が経ち、厳しい夏の暑さも忘れ、

ただひたすら、田んぼと関わる素晴らしい時間をありがとうと感謝する。

収穫量を上回る勢いのご予約を頂き、順次連休明けから、つきたて、とれたての新米をお届け予定でした。

…が。

脱穀が終わり、籾すり、選別が終わった時点で、今年は皆様にお届け出来る状態のお米ではないと、DAーと、肩を落としました。


やんちゃくれ農業の基本。

自分たちが納得いくものでなければ、それは、お届けする事は出来ません。


ご予約頂いた、一人一人に、DAー自らお詫びのお電話させて頂きました。

何回か、かけさせて頂き、繋がらなかった方、本当にごめんなさい。


今年は苗の状態が非常に悪かった。

稲が一番水が必要な時に渇水だった。

渇水によって、オタマジャクシが全て死んでしまい、カエルがいなくなったことで、

カメムシの天敵がいなくなり、カメムシに好き放題やられてしまったこと。

極めつけ、米づくりは苗の段階で80%決まってしまうと言う事実!

周りの農家の人達にも「あの苗やったら穂が、出てきただけでも良しとせなあかんで」と言われた事。


あぁ…。


やんちゃくれ農業。

3年目にして、ドカーン!と、心が、痛い、新米の販売取り止め。


でも、でも、立ち止まってはいられません。

来月から、来年の田んぼの土壌作り開始です。

日々の暮らし。

気付き、気付かされる中で、応援下さる皆様が居て下さる幸せ(*^^*)

皆様の暖かい心に支えられ、来年は、更なる努力だ!

さぁ!前向いて、笑って、がんばっどー!エイエイオー\(^o^)/

でも、でも、一言だけ、言っていいですか?

く、く、悔しいー!

来年は、この悔しさバネにするんやー!

とりゃ〜